美容に興味がある人なら一度は聞いたことがある肌断食。肌断食とは化粧水や美容液などをいっさい塗らず本来の肌の再生力で肌を綺麗にしましょうというスキンケアです。
私は肌断食を続けて2年間経ちました。現在25歳です。その結果が少し…いやかなり衝撃的な結果だったのでこの記事が今から肌断食を検討している方の少しでもお役に立てればいいなと思います。
※この記事には筆者の肌の写真がでてきます。衝撃的な写真があるので苦手な方はそっと記事を閉じてください…。
肌断食の結果。画像あり。
肌断食を2年続けた結果ですが、もったいぶらずに出します。画像をご覧ください。
左が肌断食前。右が肌断食2年経過後。
どちらもお風呂あがり。スッピン、同機種iPhone無加工です。
あれ?最悪な結果って言っていたけどすごく良くなってない?成功じゃん!!
そうなんです!私も最初はそう思っていたんです。2年続けた結果、かなり肌が綺麗になったと思っていました。
まずニキビができなくなった。そして乾燥肌もかなり改善しました。お風呂上りにすぐに化粧水をつけないと痛くて仕方なかったのが、少しかさかさするな…ぐらいにまで落ち着きました。
周りからも肌綺麗だねと言われることが増えました。もちろんノーファンデ生活だったのでますます自信を付けました。
しかしその自信が音を立てて崩れ落ちる瞬間が来ます。それはマイクロスコープで肌を観察したときです。
マイクロスコープで肌をみたら衝撃的だった。
私は肌断食を始めたのはある本がきっかけです。
宇津木龍一先生の「肌の悩みがすべて消えるたった1つの方法」
肌断食を実践したことがある人で宇津木先生の本を読んでない方なんていないのではないでしょうか。宇津木先生は肌断食という言葉こそ使ってはいませんが、いわゆる「何もしないスキンケア」を提唱した方です。
この本の中で肌断食においてとっても大事な助っ人がでてきます。
それが、マイクロスコープ。デジタル顕微鏡のことです。
宇津木先生は定期的にこのマイクロスコープで肌を見るように推奨されています。しかし私はその存在を少し軽視していました。
- 肌の状態って目でみればわかるじゃん!
- 肌が乾燥してるかなんて触ったらわかるし荒れたら赤くなるし一目瞭然でしょ。
- それになにより汚い肌をわざわざ見たくない。
そんな感じで必要ないと思っていました。というか肌が荒れている時期は見たくないと避けていました。
しかし肌に少し自信が出始めたころ、自分の肌をもっと見たいと思うように。きっと今の私の肌はふっくらしたキメができているだろう!!と。
ぽちっと自宅用のマイクロスコープを4000円で購入しました。
マイクロスコープで見たらひどい状態だった…。画像アリ。
さてここから閲覧注意です。マイクロスコープでみたお肌の画像が出てきます。
な、なにこれ。
キメがまったくもってありません。顔のどこを見てもこんな感じでした。一見綺麗に見えますが手の甲と比較してみます。
左が顔の頬。右が手の甲。
そう!私が求めていたものはこの手の甲のようなキメです!!ふっくらとして綺麗な△のキメがあります。
それと比較して左の画像はどうでしょう。キメが全くなくつるんとしています。肌がテカって見えますがこれは皮脂ではなく乾燥して光っているのです。ビニールが張ったようになっています。
もっともっと衝撃的な小鼻。
小鼻の黒ずみが昔からひどくとてもコンプレックスでした。
肌断食を始めて少し毛穴が小さくなった気がしていましたがそれでも指でさわるとざらざら。
肉眼でみるとこんな感じ。
汚い写真でごめんなさい。でもこれでもましにはなったんです。ときどき誘惑に負けて角栓を押し出してしまうことがあったので、なかなかよくなりません。
さてこの鼻もマイクロスコープで見てみます。
※閲覧注意。
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いやあああぁあああぁあああ!!!!
汚い!いやこれは、汚すぎる!!!
覚悟をしていましたがあまりの汚さに絶句。キメどころか立派な角栓が沢山あります。マイクロスコープを片手に放心する私。このあとも1時間ぐらいずっと肌を眺めていました。
肌断食に効果はなかったのか。
さてマイクロスコープの画像をみてもらいましたがいかがだったでしょうか。
肌断食するのはやめておこう。そう思われた方も多いかもしれません。
果たして肌断食は効果がなかったのか。
私の結論としては肌断食には効果がある。と思っています。
私が言っても説得力がありませんね。確かにマイクロスコープでみると理想的な肌とは言い難いです。むしろ最悪で肌断食は即刻やめるべきのように見えます。
しかし、実感としてニキビができにくくなったのは事実ですし乾燥肌が改善したのも事実です。
昔はお風呂上りにスキンケアしないと肌がピリピリと痛み、いてもたってもいられませんでしたが今はそんなことはありません。赤みも消えました。
それにキメが細かい手の甲。手の甲だって特に何もスキンケアはしていません。たしかに顔と手では肌質が異なるかもしれませんがそれでも皮膚は一枚で繋がってます。大きくは変わらないはずです。
今まで肌を痛め続けてきた罪。
現在私は25歳です。スキンケアにハマりだしたのが中学生のころ。スキンケアが大好きだった私の母はころころと基礎化粧品を変えていました。
母が使用しなくなった基礎化粧品をもらい熱心に塗りこんでいました。まだ中学生だというのに数万円の美容液を塗ったりもしていました。
高校生になりひどい乾燥肌に。おでこにはニキビができ、休日はお化粧して遊んでいました。
今思えば幼いときからすでに約10年間、肌を痛め続けてきました。もしかしたら肌断食を2年したぐらいでは肌は綺麗にはならないのかもしれません。
肌断食はこれからも続けます。内側からのケアを忘れない。
肌断食はこれからも続けていきます。
今思い返せばやってきたことは肌断食のみ。内側からのケアが大切だと知っていましたがさらに今回痛感しました。
食事や睡眠など乱れがちなこともあったのでこれを機に肌のことだけを考えて生活しようと思います!
めざせ!キメのあるふっくらで真っ白なお肌!!